最終更新日 2024年3月26日 by 1stcdoreg

東進ハイスクールで有名な東進グループには、本校だけでなく東進衛星予備校が各地に開設されています。
この衛星予備校は、直営の東進ハイスクールと同じく、運営企業の株式会社ナガセが経営するものです。
東進ハイスクールが約100校なのに対し、衛星予備校は約1,000校と10倍くらいの差があります。
また、全国展開で国内でもトップクラスの規模を誇りますから、知名度が高く実績も認められています。

 

衛星予備校が提供されることになった経緯

運営企業が設立された1976年にルーツがあるので、約45年の歴史を持っていることになります。
東進ハイスクール自体の開校は1985年ですから、約35年のノウハウがバックグラウンドに存在する形です。
衛星予備校が提供されることになったのは、授業の内容を他の学習塾にも配信する、映像配信が1991年に開始したのが切っ掛けです。
衛星授業サテライブという名称で、そこから発展したのが現在の東進衛星予備校です。
映像配信は今も続けられていて、フランチャイズ方式で校舎の数が全国に増えています。
現在は東進ハイスクールの生授業が廃止されているので、直営かフランチャイズの違いを除き、本校舎と衛星予備校の差は殆どないです。
学習システムは基本的に共通ですが、直営校とは異なり、フランチャイズ校は独自の指導方針を採用している場合があります。
それと、水戸や日立にひたちなかの校舎などは、東進衛星予備校ながらも株式会社ナガセの直営校に位置づけられます。
約10万人の高校生が通う大学入試予備校で、直営校と変わらない授業が受けられますから、実績は豊富で人気が高いことが窺えます。
東大や京大といった大学の現役合格者が前年比で今もアップと、合格者を輩出する実力の高さは本物です。
これらの大学は入試の難易度が高く、入学のハードルが高いイメージですが、それを覆すかのように東進史上最高の合格者数を記録しています。

 

特定の科目に精通する実力派の講師陣揃い

安定した合格者を輩出できている理由には、特定の科目に精通する実力派の講師陣揃いで、熱意のある担任が責任を持って合格に導く点が挙げられます。
加えて、長年の実績から確立された学習システムに、生徒が客観的に現状を把握できる学習履歴確認システムの提供もあります。
総合的に完成度の高い大学受験予備校ですから、難関大学の現役合格者が多いのも頷けますし、校舎や生徒数が圧倒的な規模を誇るのも納得です。
東進グループ自慢の講師陣は、1人1人が経験やノウハウを持つプロで、人を引きつけるタレント性を持ち合わせているのが共通点です。
講師は日本中から集められているので、選りすぐりのエキスパートが授業を受け持つ形となります。
理解のしやすさを大切にしたり、思考力を養う授業にこだわっているので、生徒は納得しやすく自らの頭で考えられます。
表面的ではなく真の意味で考える力、理解力が育てられますから、東進衛星予備校で学ぶことで成長を実感することができます。

 

高速学習で学習期間を大幅に短縮することが可能

講座はいずれも学力を伸ばす為のもので、1回90分の授業を合計20回受けることになっています。
講座に選択肢がある上に、高速学習で学習期間を大幅に短縮することが可能です。
これは映像配信授業だからできることで、東進グループならではの強みだといえるでしょう。
仮にもし学校の授業に遅れが出ていても、東進ハイスクールや東進衛星予備校MSGなら、高速学習で遅れを取り戻せます。
それどころか、学校よりも先に進んだり予習のつもりで勉強することもできます。
東進衛星予備校では入試で頻出する問題の考え方や答え方、答案作成におけるコツが学べるようになっています。
過去問演習講座も充実していますから、入試の傾向を頭に入れて自信をつけてから本番に臨めます。
近年は、ビッグデータとAIを活用することによる、生徒に合わせた個別対応のプログラムを提供中です。
志望校別に単元ジャンル演習講座が提供されるので、実力と自信が高まる、生徒に最適な学習が可能となります。
担任指導は生徒のモチベーションを引き出し、持続させることで共に合格を目指します。
合格を確実なものにする設計図の作成や、その時に適したアドバイスが行われるので、不安を抱えがちな生徒に安心感が与えられます。

学習システムはITを取り入れた最先端のもので、等速に限らず1.5倍速の学習も可能なのが特徴です。
同じ授業を繰り返し見たり、時間を選ばず自宅でも受講できるようになっているので、東進グループの映像配信授業はまさに合理的です。

 

まとめ

革新的なシステムと、指導力に長ける講師陣の組み合わせによって、他の大学入試予備校では実現が難しい授業が可能になっています。
ただ、学習の根底にあるのはしっかりと地に足のついた指導ですから、目標設定は無理なく、着実に達成できる目標を目指して学習に取り組む感じです。
東進グループといえば、本格的でテンションが上がる東進模試が有名です。
入試試験と変わらない難易度で、模試中は空気感がまるで本番のように緊張感で満たされますから、雰囲気に慣れてから本番に臨めるようになります。
このように、何から何まで隙のない直営校と同様の授業を受けられるので、東進グループは衛星予備校を含めて人気です。