最終更新日 2024年3月26日 by 1stcdoreg

将来的に音楽の道で生計をなりたてたいという方の多くは音大と呼ばれる音楽大学を目指しますが、各大学ともに非常に一つ一つの学科で定員数が少ないためにどこの学校も狭き門となるケースが多いです。
特に東京に集中しているので、合格して進学できた場合には地方に住んでいる人のケースでは、一人暮らしをすることになるので膨大な学費がかかります。

 

一般的な私立大学に比べると高額

音大というと、学費が高いイメージがありますが医学部などに比べるとそれほどでもないですが一般的な私立大学に比べると、高額です。
そして、楽器を購入しなくてはならないことが多いので、それらの費用も必要となります。
進学を目指す場合、小学校のころから有名な先生に師事してレッスンをするのは常識となっているのも特殊な世界です。

東京で一人暮らしをしながら音大に通う場合、音楽系の学生を専門にしている学生会館が便利で安全です。
割合的に女性の比率が多いこともあって、音楽をやっている大学生向けの学生会館は音大の周辺に多くあります。
こうした住まいの特徴は、居住スペースのほかにレッスンのための部屋があるという点です。

贅沢に感じるかもしれませんが、楽器を鳴らす場合夜では近所迷惑になりますし、都会ならなおさらというのが実情となります。
ですが、こういう部屋があるといつでも好きな時に練習をすることができますし、栄養豊富な食事などが出てくるのも学生会館や寮の特徴です。

東京ということで費用はかなり高いですが、地方から音楽を志して東京の大学を受験するというのは、在学中に多額の費用が掛かるということは覚悟しておく必要があります。
音楽で生計を立てていくというのは、多くの学生は難しいので一般企業に就職する人が多いです。

 

音大の特徴

音楽の先生を目指す人もいますし、レッスンの講師や全く関係のない仕事に就く人も多くいます。
学校の教師や講師などは子供が多くない現代では、空きが無い場合がほとんどなので音楽関係の仕事を見つけるのが難しいというのが実情です。

ですが、その後も趣味で続けたり就職をせずに海外留学をする人が多いのがこうした学校の特徴です。
オーストリアやそのほかヨーロッパには、有名な学校が沢山あるので卒業後の進路として選んだり在学中に行っている人も沢山います。

クラシックは、海外で著名なプレイヤーが多いのでそうした活躍の場を目指すのであれば、留学は一つの手段です。
是認が海外に行くわけではありませんが、優れた指導者が多くいるところに指導を仰ぎに行くケースはあります。
留学をするかはまだ決まっていなくても、小学生で音大を目指したいと決まっているのであればそれなりのレッスンを積む必要がありますし、コネクションがある教授からのレッスンも有効です。

私も身内に音楽大学の出身者がいますが、非常に高額な学費ですしそれ以前にその目標のためにすべてを犠牲にしているように映りました。
その犠牲は夢のためなので本人は苦痛は感じないのかもしれませんが、受験をするために小学校の時から合宿に行ったりしてかなりの費用がかかっていたので庶民ではなかなか費用を工面するのが難しいような印象でした。

 

お金持ちの子供が多い

めでたく合格してからも親戚と話しましたが、お金持ちの子供が多いとのことです。
ブランド物などを幾つも持っていて当たり前で、それが全て親から買い与えられるといったことが普通に行われている世界なので驚きました。
音楽大学に入ることで、多くの成長があるように感じましたが就職氷河期で音楽関係の就職にはつけていませんでした。

好きなことを突き詰めて極めるというのは素晴らしいことですが、ある程度の経済力があるという前提でないと楽器を用意したり住むところを準備したりと大変そうです。
ですが、裏技というか国立に入ればその限りではないのでお金をかけたくないという方や、経済的な余裕がない家庭の方は国公立を目指すのがお勧めです。

親戚は、音大付属の高校から受験していたのでとてもお金がかかっているようでしたが、公立の音楽科があるような高校もあるのでそういうところに一般受験ではいれば、かなりコストを削減することができます。
管楽器など高額な費用が掛かる楽器などの購入費用に回すことができるので、学費を節約するというメリットはとても大きいです。

私立と国公立を比べた場合、かかる金額は雲泥の差がありますが倍率を考えると、私立の方が入りやすいという側面があります。
学費が安い国公立はかなりの競争率になりますし、高度なスキルを求められますので私立を併願する人も多いです。

 

まとめ

東京には国公立も私立もありますので、国公立を目指しながら私立も併願するという形が現実的かもしれません。
抜きんでた技術があれば、最高峰と言われるような国立大学は最近は学科はそれほど重視されていないので、チャンスはあります。
経済的な事情は家庭でも異なりますので、家族と相談をして結果的には決めることになります。
お金をなるべくかけずに進学することも可能ですので、早めのアプローチがお勧めです。

 

出典:東京の音大おすすめ9選!各大学の魅力や特徴を紹介します。