最終更新日 2024年3月26日 by 1stcdoreg

ピルは元々避妊薬として開発され、正しく服用することによって最も避妊率の高い避妊法として利用されてきました。
しかし近年は内服することによって女性ホルモンの作用をコントロール出来るようになることから、生理痛を和らげたり不正な月経周期を整えて出血量を減らすなど避妊以外にも様々な効果が注目され、最近では子宮内膜症の減少や卵巣の病気の改善、貧血やニキビの改善など様々な効果を求めて若い世代の女性も利用するようになっています。

ピル外来など専門の窓口も増えてきている

日常生活の生理による体の負担を軽減させたいと考えている女性におすすめするピルは、主に婦人科を受診することによって処方を受けることが出来ます。
最近ではピル外来など専門の窓口も増えてきており、処方において初診時に問診と検査を行い、薬剤の種類や料金についての説明を行って、服用方法や副作用について詳しい指導を行った上で1シート分28日分の処方をして副作用がなければ次回から再診としてピルを処方してもらうことが可能になります。
再診では実際に薬を服用開始してからの症状や、副作用について医師が問診でチェックを行い、副作用が起こった場合に限り採血や診察などを行う場合がありますが特に問題はなければ最大6シートまで処方することが出来ます。

ピルの種類によっては一度に処方できる量は異なってくる

ただピルの種類によっては、一度に処方できる量は異なってくるので必ず医師に確認をとって正しく利用することが重要になります。
日本で低用量経口避妊薬が平成11年に解禁となり、それ以前では月経不順などの治療に使用されていた中用量ホルモン剤が経口避妊薬の役割を持っていました。
しかし現在は低用量タイプが更にホルモン量が少なく、安全性が高いことから長期間服用をしても副作用が起こりにくく扱いにくいとして、月経不順や月経前症候群の緩和を目的として処方される機会が増えました。
ピル外来では体への負担が少ない低用量タイプの処方を行っていますが、どんなに安全性が高くとも適切に使用するためにも定期的な健康診断が必要なため、医師が定期的に患者の状態を確認した上で、期間を空けて検診を行うなど対策をとってくれるので安心です。

まとめ

副作用が起こる可能性がある医薬品ですが、医師の指導の元適切に服用していけば日々悩んでいた生理痛を劇的に改善することが出来たり、心身の調子を整える効果が期待できるため最近では婦人科疾患を予防することを目的として、若いうちから服用を始めるという女性も増えてきています。

 

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