最終更新日 2024年3月26日 by 1stcdoreg

この記事は以下のような人におすすめです

・ゴミ屋敷の片付け方を知りたい
・ゴミ屋敷を綺麗にしてくれる専門業社を探している
・ゴミ屋敷になる原因は?

自分の部屋に膨大なゴミが溜まっていることもあれば、実家がいつの間にかゴミ屋敷になっていたというケースもあるでしょう。
どうにかしなければならないけれど、何から手をつければ良いか分からずに困ってしまう人は非常に多いです。
片づけることは無理だと思ってしまう方もいますが、自力でも片づけることができます。
具体的な手順を知っておくことで、自分でも片づけられるようにしておくことがおすすめです。

準備から始める

まずは準備から始める必要があります。
スケジュールを立てて人手を確保することが第一歩です。
普通の部屋の片づけと異なって、1日では完了しないケースが多いと言えます。
たとえば、小さな家だったとしても全体がゴミ屋敷化している場合はかなりの時間を要することになるでしょう。
2日から3日ほどで終わることもあれば、完全に綺麗な状態にするまでに1週間以上かかってしまうこともあります。
そして、部屋に置かれているものを把握し、手伝ってくれる人を集めることが大事です。
大きなゴミや家具を移動させるためには力のある人に協力を求めたほうが良いですし、不用品を廃棄することを考えるとゴミ処理場まで運んでくれる運転手も必要となります。
不用品を運んでもらうだけなどの部分的な依頼であったとしても、スムーズに計画を進めるためには助っ人ともスケジュールを合わせる必要があるでしょう。
事前に大型ゴミ処分のための申請も行っておく必要があります。
先に廃棄するための券を購入しておかなければならないケースや、搬入日の予約をしておかないといけないケースもあるので要注意です。
更に道具も揃えておきます。
ゴミ袋や軍手、マスクや汚れても良い服と着替え、新聞紙や殺虫剤、ガムテープやビニール袋、台車や洗剤など必要なものは最初に用意しておくとスムーズです。

虫駆除から行う

準備を整えることができたら、まずは虫駆除から行うことをおすすめします。
目に見えて虫がいる場合はもちろんですが、そうでなくても虫が棲みついている可能性が高いです。
作業日の前日に殺虫剤などを使って虫を駆除しておけば、片づけの際に虫がうじゃうじゃとあらわれて集中できないというトラブルを避けやすくなります。
駆除が完了したのであれば不用品を捨てる作業から始めましょう。
とにかくモノを減らさないことには作業を進めることができません。
お弁当の容器やペットボトル、腐った食品などの分かりやすい捨てるべきものから始めると進めやすい傾向があります。
それ以外でもハッキリと捨てるべきだと判断できるものから、ゴミ袋に入れていくことがおすすめです。
家主にいちいち確認していてはキリがありません。
最初に捨てるべきものと保留するものをリスト化しておき、それに従って進めていけば素早くゴミを集められますし、家主から不満が噴出するリスクも減らすことができます。
中には日常使いするものだから置いておくべきだろうかと悩むようなものも出てくるかもしれませんが、ゴミに埋もれて使っていなかったものは不要なアイテムと考えて問題ありません。
家主の思い出の品などを無理に捨てる必要はないですが、理由もなく保管しているようなアイテムは捨ててしまって構わないでしょう。

ゴミを搬出する

ゴミをまとめたのであれば搬出します。
曜日や時間を守ってゴミ出ししなければならないため、一時的に庭に保管しておいたり、ゴミ処理場に持って行ったりする方法がおすすめです。
全て搬出し終わったのであれば、掃除に取りかかることができます。
床に溜まっている埃を取り除いたり、雑巾や洗剤などを使って汚れを取り除いたりすることになるケースが多いです。
掃除機を使用する方法もありますが、すぐにパンパンになってしまって効率が悪いこともあります。
ホコリなどがひどく舞うようであれば掃除機を使用することも検討して良いですが、新聞紙を丸めたものを濡らしてホウキで掃くようなやり方であればホコリが舞いづらいです。
普通の住宅で通用する清掃方法では通用しないこともあるので、臨機応変な対応が求められます。
食べ物のシミやカビなどがひどい場合は、自力では解決が難しいこともあるでしょう。
そのようなときには、清掃業者に依頼することも視野に入れる必要があります。
せっかくゴミをなくしたとしても、不潔な部分があるままでは再びゴミを溜め込むリスクがアップするので要注意です。

まとめ

ゴミ屋敷であっても、こうした手順で片づけていくことができます。
簡単なことではありませんが、準備物や進め方を知っておくことによって、自力でもスムーズに計画を遂行することが可能です。
取りかかり方が分からないことを理由に長年放置してしまうケースもありますが、取りかかるタイミングが遅ければ遅いほど作業が大変になりますし、近隣住民への影響や建物への負荷も大きくなります。
ゴミ屋敷の片づけ方を理解しておくことで、これを実行することができるようにしておくことがおすすめだと言えるでしょう。

ゴミ屋敷 業者 東京