最終更新日 2024年3月26日 by 1stcdoreg

・インターネットを広めたことがWindows95最大の功績

インターネットの普及を爆発的に推し進めた功績は間違いなく、Windows95だといっても過言ではないでしょう。

それまでは「アプリ」として別売されていた「ブラウザやTCP/IP通信プログラム」を基本機能として搭載させたことにより、Windowsとモデムさえあれば誰でもインターネットを使えるようにしたことは非常に大きいと今になって思う次第であります。

現在ではパソコンだけではなく携帯電話にすらブラウザがはいっていて「当たり前」になっておりおりますが、一昔前にはブラウザに7000円近くだして買っていたなんて信じられますか?

・ネット代が月10万なんて時代がありました・・。

「テレホーダイ」というNTTのプランをご存じの方は30代後半から40代の方ではないかと思います。
いまでは「フレッツ」などのインターネット契約でネットをいくらつかっても定額になっておりますがかつてはプロバイダ基地局までの通話料金が普通に1分○円といったカタチで請求されておりました。

市内にプロバイダ基地局が無い人などは高い市外通話料金でインターネットを利用しなければないないなど「通信格差」が如実にあった時代です。

そこに登場した「テレホーダイ」というサービスは「データ通信に限り指定されている時間は固定料金」という画期的なサービスでもありました。

そのためにネットゲームのプレイヤーは夜更かしを余儀なくされる・・という時代があったのです。
しかしインターネット創生期にはプロバイダの使用料すら従量制であったところもあるのです。

電話代とネット使用料の双方が分刻みで加算されていき、月末の請求をみたら10万円を超えていた・・なんて悲劇もチラホラ。
現在でもスマホのパケット通信料の欄に桁違いの請求が相殺計算で掲載されておりますが、ああいった金額がよもすれば当たり前に請求されかねない時代もあったのです。

・10年前は1メガの通信でも「高速」と呼ばれていた

現在普通にインターネット契約をすれば地方都市ですら光回線の100MBプランが当たり前についてまいります。

光インターネットが当たり前になった現在ですが、つい数年前まではADSLが日本でも主流でありました。こちらは高速なプランでも40MB(理論値)と半分以下のカタログ数値ですが実質は上り回線の速度は遅い非対称通信のために現在の光通信と比べると4倍以下の速度となっておりました。

その以前にさかのぼるとデジタル通信方式をはじめて採用したISDN回線になり、最高速度が1メガバイトと非常に寂しいものになってしまいます。

それでも当時は「ISDNスゲー」と驚くほど速く感じたモノですが、ほんの10年の間に通信技術も格段に進歩しちゃったのですね。
きっとこの10年後20年後には「テラバイト」の通信が始まっているかもしれません。

 

ネット契約は光回線が絶対に良い